SE300PCIEが突然・・・!
実はMOTU M4を購入して数日後、SE300PCIEのRCAから突然音が出なくなりました。ボードを外して色々確認したのですが接触不良でも無さそうで、どうも役目を終えたかのようにお亡くなりになったようです。まあもう13年以上使ってましたし仕方ないですね。
ただ音楽の製作はM4で、聴く時はSE300PCIEで、と思ってたので、ん~音楽を聴く用のデバイスが欲しいなぁと。そうなるともうダメで、色々見ているうちに、製作にもリスニングにも使えるデバイス買えばひとつで済むしいいよね? となってしまいました。
候補機種
で、Rock oN Companyの梅田店さんで試聴ができそうだったので予約して行ってきました。結局店舗に2回お邪魔して、4機種聴き比べする事ができました。 Rock oN Companyさん、ありがとうございました!
機種ラインナップです。
M4を持ち込もうと思っていたのですが店舗にM2があるとの事だったので、まずはリファレンスとしてこちらを。
リスニング目的もあり柔らかい音を求めていたのですが、比較的柔らかい音との記事があったのでこちらを。
Universal Audio Apollo Twin X/DUOはThunderBolt接続なので、Winな私はこれを選んだらPCも新調しないといけないのですが、まあ私の自作デスクトップも相当古くなってきたので、それもアリかなと。
RME Babyface Pro FS
Prism Sound Lyra2
Prism Soundの音はあるブログで、「優勝!これ絶対優勝!」と称賛されており非常に興味があったのです。店舗に確認するとLyra2なら試聴できるとの事でしたので、予算的には買える気はしないのですが極上と言われている音を体験しない手はないですよね。
店舗で実際に聴き比べてみて
CD数枚とヘッドホンHD700を持ち込み、スピーカーは店舗のものを使わせていただきました。
Universal Audio Apollo Twin X/DUO
M2と比べると明瞭度は同等かややこちらがクリアですが、音の厚みが一段増し手前にある音はもっと手前に、奥にある音は更に奥にという感じです。空間表現力が上がり、更に大きな世界を描くようになっていますね。そして低域がとにかく元気で、柔らかい音というよりパワフルな音という印象でした。音楽を聴いていて楽しい音作りをしていますね。
RME Babyface Pro FS
M2と比べると少しすっきりとした音で、特に低域表現がすっきりとしています。こちらを聴くとM2の音には極薄のベールがかかっていたかのように感じる程、音に抜群の透明感がありそしてとにかく空間表現力が素晴らしいです。広大な世界の中に音をわかりやすく配置してくれますね。私としては硬い音という印象ではなく、ただただ存在感のある音という印象でした。
Prism Sound Lyra2
音の透明感、明瞭度、空間の表現力、どれを取ってもBabyface Pro FSと同等に感じました。ただこちらの方がやや低域が元気で、主張してくる音の種類にも違いがあります。それはどちらが良いかといったものではなく、ただそういうキャラなだけだと思います。Prism Soundの音はアナログ的な音と評価されるらしいですが、個人的には音楽を聴くのならこちらの方が楽しいのかなと感じました。
結論
Babyface Pro FSとApollo Twin X/Duoは同価格帯ですがM2やLyra2は価格帯も違うので、本来こういった優劣を付けるのは違うのですが、まあ個人の評価という事で。
音質だけで考えると
Lyra2 = Babyface Pro FS > Apollo Twin X/Duo > M2
こうなりました。コストパフォーマンスで考えるとこうです。
M2 > Babyface Pro FS > Apollo Twin X/Duo > Lyra2
M2の音は約2万で手に入る事を思うとすごくお得だと思います。Babyfaceとの差は本当に僅かですし、それはすごく高いレベルでのお話でもあります。
で、今回の結論として
Babyface Pro FSを購入しました。
自宅環境に入れてわかったのですが、今迄の機器は低音を持ち上げるとDimension09からの音がボワついてしまってセッティングに難しさがあったのですが、Babyface Pro FSの音はTotal FXで低音をいくら持ち上げてもボワつかないんですよね。これは本当にすごいなと思いました。
そしてもし次に買替の時が来たら、Prism Soundの機器を頑張って買いたいですね。
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